患者さんの「ホッ」とする顔を見るのが嬉しい!

訪問看護師として仕事をする場合のやりがい

高齢化社会になってきて、ますます訪問看護の必要性は高まって きています。そんな中で、訪問看護師としての仕事は重要な役割を 果たさなければなりません。

転職・再就職を考える看護師も<訪問看護師を目指す>という ケースも増えていますし実際に求人数も多いです。 ここでは、訪問看護師として仕事をする場合の<やりがい>を 考えてみたいと思います。

訪問看護師の日常業務のメインは、患者様の健康チェック・ 健康相談・日常のお世話・介護――いろいろな業務をすること になります。 訪問看護師としてのやりがいは、<一般病院の病棟とは全く 異なった環境で仕事ができること>ではないでしょうか。

病院勤務の場合を考えてみましょう。 医師の指示を受けながらチーム全体でケアをしますから、 ひとりで複数の患者様を診なければなりません。 「自分が思っている看護が十分にできていない」と悩んでいる 看護師も多いです。

訪問看護の仕事はマンツーマンで患者様と、しっかりと正面から 向きあいます。 自分の考えている治療方法が患者様に伝わって喜んで頂けたときは、 病院勤務では決して感じることができなかった看護師本来のやりがい を感じることができるでしょう。

患者様と一人の人間同士、個人対個人で長期間接していることで、 お互いの信頼関係や絆ができます。それこそ家族の一員になった ような気持ちになれるのも訪問看護のやりがいに繋がるでしょう。

自分一人だけで患者様のご自宅に訪問するのが訪問介護の特徴です。 医師や先輩看護師の力を頼ったりはできませんから、患者様の 体の調子や健康状態は全て自分で把握しなければなりません。 その状況に合わせて自分自身で治療プランを組み立てるのも 看護師としてのやりがいだと思います。

その反面、全て自分ひとりの判断で看護しなければならないです し、大きなプレッシャーや責任があります。 けれども患者様の笑顔が見られたときや感謝の言葉を頂いたとき は、病院では感じることができなかった感動に打ち震えることも あります。

利用者の命・生活・人格・家族――全て含めて患者様の環境に 深く関わることになりますが、病院勤務の場合はここまで深く 関わることはないでしょう。 訪問看護は患者様の病気や生活面のケアをするだけではないのです。 利用者の家族までを捉えてトータル的にケアをする広い視野を 持つことも重要ですから、これもやりがいになります。

以上、訪問看護師として仕事をする場合のやりがいを考えて みました。 訪問看護の仕事は患者様の病気の治療だけではなく、自分自身の 判断でサービスを提供することです。 その時の環境・状況に応じ、とっさの判断力や決断力が必要になり 高い看護スキルが要求されます。

訪問看護師になると、こうったトータル的に対処できる 看護スキルが磨かれるので本来の看護師のありかたを感じる ことができるでしょう。